副業教材は「安いから」で買うな。買う前に見るべき3つの条件

副業初心者は教材は、「安いから」という理由だけで買ってはいけません。

同じように、「高いから」という理由だけで諦めてもいけません。

価格を理由に買うのも、価格を理由に諦めるのも、判断の軸が値段になっている状態です。見るべきなのは、値引き後の価格ではありません。今の自分に必要な教材か、回収できる見込みがあるか、買ったあとに実行する時間があるかです。

副業教材は「安くなっているから」で買ってはいけない

副業教材を買う前に、いきなり販売ページを見ないほうがいいです。

販売ページは、読む人が「今買ったほうがいいかも」と思う順番で作られています。大抵のLPでは最後のほうに、限定価格、購入特典、締切時間、通常価格との比較が並びます。

このようなクロージングの部分で購入を後押しされます。

クロージングとは、販売ページの最後のほうで「今買う理由」(限定性や緊急性)を並べる部分です。限定価格、購入特典、締切時間などを見せて、読者の迷いを減らす役割があります。

限定性とは「今だけ」「残りわずか」のように、手に入る機会が限られていると感じさせる見せ方です。緊急性とは「あと3時間」「本日終了」のように、今すぐ決めないと損をすると感じさせる見せ方です。

たとえば、こんな表示です。

  • 通常価格98,000円
  • 本日限定19,800円
  • あと3時間
  • 購入者特典つき
  • 今だけこの価格

これを見ると、頭の中ではもう「19,800円が自分にとって高いか安いか」ではなく、「98,000円と比べたら安いか」で考え始めます。

本当は、その教材に19,800円を払う価値があるかを考えなければいけません。ところが、先に98,000円を見せられると、19,800円が安く見えてしまいます。

これがアンカリング効果です。最初に見た数字が、その後の判断基準になってしまう脳のクセです。

最初に見た価格が、その後の判断基準になってしまう

副業教材で失敗しやすいのは、教材の中身を見る前に、価格の見せ方に反応してしまうことです。

「通常価格98,000円」と書かれていると、98,000円が基準になります。そのあとに「本日限定19,800円」と出ると、19,800円が安く感じます。

でも、冷静に考えるべきなのは、98,000円からどれだけ安くなったかではありません。

今の自分にとって、その教材が19,800円の価値を持つのか。買ったあとに実行できるのか。教材代を回収できる見込みがあるのか。見るべきなのはそこです。

そもそも、最初の98,000円も販売者が決めた言い値ですよ。

買う前に見るのは価格ではなく、必要性・回収見込み・実行時間の3つ

副業教材を見る前に、先に決めることがあります。

それは、この教材に払っていい上限金額です。

  • 今の自分なら5,000円まで
  • この内容なら10,000円まで
  • 回収できる見込みがあるなら20,000円まで

販売ページを見たあとに決めると、相手が出した金額に影響されます。だから、見る前に決めます。

そのうえで、次の3つを確認します。

必要性:今の自分に必要な教材か

「なんとなく稼げそう」では買ってはいけません。

その教材が今の悩みに直接答えているなら、買う候補になります。逆に、今すぐ使う場面が思い浮かばないなら、今買う教材ではありません。

回収見込み:教材代を回収できる見込みがあるか

19,800円の教材を買うなら、19,800円をどう回収するのか考えます。

何本の記事を書くのか。どの商品を売るのか。どの記事から収益を出すつもりなのか。ここが言えないなら、まだ買わないほうがいいです。

「いつか役に立ちそう」で買った教材は、だいたい使いません。使わないうちに時間が経てば、その時にはもう陳腐な情報と化しています。

実行時間:買ったあとに実行する時間があるか

一番大事なのは、買ったあとに実行する時間です。

教材は、買っただけでは何も変わりません。動画を見ただけでも変わりません。自分の記事、自分の商品、自分の作業に使って初めて意味があります。

買ったあと7日以内に何をするのか決めてください。

  • 翌日に1時間見る
  • その週に記事を3本書く
  • 教材で学んだ内容を1つだけ実行する
  • 30日以内に教材代を回収する記事を1本作る

この予定を入れられないなら、今買ってもきっと使わないでしょう。

買う理由が値引きならやめる。迷う理由が値段だけなら検討する

副業教材は、「安いから」という理由だけで買ってはいけません。同じように、「高いから」という理由だけで諦めてもいけません。副業教材を買うか迷ったら、買いたい理由を一度整理してください。

「通常価格より安い」「今日だけ安い」「特典がつくから得をしそう」が理由なら、いったんやめます。それは教材の中身ではなく、価格の見せ方に反応しているだけです。

見るべきなのは、値引き後の価格ではありません。今の自分に必要な教材か、回収できる見込みがあるか、買ったあとに実行する時間があるかです。そのうえで最後に残っている迷いが値段だけなら、検討する価値があります。

この3つに答えられない教材は、どれだけ安く見えても買わないほうがいいです。値引きで買わない。値段だけで諦めない。ノウハウコレクターにならないように、この基準は今後も必要となります。

夜に気分が上がって買う教材は、翌日に開かなくなる

ノウハウコレクターにあるあるですね。夜に副業教材の販売ページを見ていると気分が上がり、「これを買えば変われるかもしれない」「今度こそ稼げるかもしれない」「今日だけ安いなら買っておいたほうがいいかもしれない」と思ってしまいます。

しかし、翌日になると一気に熱が冷めます。教材を開かない。動画を1本見て終わる。メモだけ取って満足する。結局、また別の教材が気になる。成果ではなく教材の数と未来の期待だけが増えていきます。

「高いから諦める」も、値段に判断を奪われている

ここまで読むと、「安く見える教材を買わないようにすればいい」と思うかもしれません。

しかし、反対に「高いから」という理由だけで諦めるのも、同じように危険です。

その教材が今の悩みを直接解決し、買ったあとに実行する時間があり、教材代を回収する見込みもあるなら、高いという理由だけで切る必要はありません。

価格を理由に買うのも、価格を理由に諦めるのも、判断の中心が教材の中身ではなく値段になっている状態です。

まとめ:5つの質問に答えられない教材は、今の自分には必要ない

副業教材は、「安いから」という理由だけで買ってはいけません。同じように、「高いから」という理由だけで諦めてもいけません。

価格を理由に買うのも、価格を理由に諦めるのも、判断の軸が値段に奪われている状態です。見るべきなのは、値引き後の価格ではなく、今の自分に必要な教材か、教材代を回収できる見込みがあるか、買ったあとに実行する時間があるかです。

この記事で紹介した3つの条件を確かめるために、買う前に次の5つの質問に答えてください。

  • この教材は、今の自分のどの悩みを解決するのか
  • 買ったあと、最初に何を実行するのか
  • その作業をいつやるのか
  • いくら回収できれば元が取れるのか
  • 値引きがなくても欲しいと思うか

この5つに答えられないなら、その教材は今の自分に必要ありません。

教材の質が悪いという意味ではありません。今の悩みとつながっていない、使う予定がない、回収する道筋が見えていないなら、今買っても放置する可能性が高いということです。

「いつか役に立ちそう」で買った教材は、だいたい今すぐ使いません。今すぐ使わない教材は、次の教材を買いたくなったときに、また未消化のまま残ります。

副業教材で増やすべきなのは、教材の数ではありません。実行した作業、改善した記事、回収につながる行動です。

安く見える教材を買って満足するのではなく、使い切って回収できる教材だけを選んでください。